「小京都・太宰府」で大学生活を満喫しよう

豊かな自然、歴史は人々を育んでくれます。福岡女子短期大学は、福岡平野の南東部太宰府市の風早の丘と呼ばれる小さな丘の上にあります。そこからの眺望は壮観です。東北方向に仰ぎ見る美しい山は、中世以来修験道の霊場として知られた宝満山です。その山姿、位置関係から京都の比叡山に喩えられます。宝満山から北東方向へ福岡県を東西に分ける三郡山地(京都なら北山)へと続きますが、その手前の低いどっしり山塊、山全体が古代朝鮮式の山城であった大城山(別名四王寺山)です。丘の南側からは筑紫野の平野が一望されます。これら緑豊かな山野は『万葉集』にも読まれた風景です。大宰府政庁の北西に、七世紀の中ごろ大陸朝鮮半島との関係が緊迫し、百済支援のため白村江に滞在していた日本からの援軍が破れ、大陸からの侵攻に備えて築かれた土塁=水城(みずき)があります。都城全体が城壁で囲まれるという、わが国の都城の歴史では極めて珍しい例です。そのほか数多くの国指定の遺跡・遺物がが存在しています。政庁跡の東、本学から歩いても十分から十五分のところに観世音寺や戒壇院などの名刹があり、先の大城山が四王寺山とも呼ばれましたのも山上の盆地上の地に寺院が建立され仏教が栄えた聖地であったからです。日本各地に「小京都」と呼ばれるところは数多くありますが、ここ太宰府ほど小京都と呼ぶに相応しい場所はないのではないでしょうか。大学での勉学を目指す皆さん!是非小京都太宰府で大学生活を満喫してください。

学校法人 九州学園 理事長
野澤 秀樹